千代田区議会 2003-05-27
平成15年区民生活環境委員会 本文 開催日: 2003-05-27
8:
◯高山委員 高山です。どうぞ、2年間よろしくお願いいたします。
9:
◯嶋崎委員 嶋崎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
10:
◯寺沢委員 寺沢でございます。よろしくお願いいたします。
11:
◯下田委員 下田でございます。よろしくお願いします。
12:
◯飯島委員 飯島和子です。よろしくお願いいたします。
13:
◯市川委員 市川です。
14:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
それでは、理事者側の自己紹介をお願いをいたします。
15:
◯清水区民生活部長 それでは、まず区民生活部から紹介いたします。
私、区民生活部長の清水でございます。よろしくお願いします。
それぞれ紹介いたしますけれども、区民総務課長、金井でございます。
16:
◯金井区民総務課長 金井でございます。どうぞよろしくお願いします。
17:
◯清水区民生活部長 商工振興課長、安藤でございます。
18:
◯安藤商工振興課長 安藤でございます。よろしくお願いいたします。
19:
◯清水区民生活部長 文化学習スポーツ課長、乙幡でございます。
20:
◯乙幡文化学習スポーツ課長 乙幡です。よろしくお願いいたします。
21:
◯清水区民生活部長 防災課長、高山でございます。
22:
◯高山防災課長 高山です。どうぞよろしくお願いします。
23:
◯清水区民生活部長 税務課長事務取扱参事、石嶋でございます。
24:
◯石嶋税務課長 石嶋です。よろしくお願いいたします。
25:
◯清水区民生活部長 戸籍住民課長、大里でございます。
26: ◯大里戸籍住民課長 大里です。よろしくお願いいたします。
27:
◯清水区民生活部長 保険年金課長、岩崎でございます。
28: ◯岩崎保険年金課長 岩崎でございます。よろしくお願いいたします。
29:
◯清水区民生活部長 なお、ちよだパークサイドプラザ館長は区民総務課長の金井が兼ねております。よろしくお願いします。
30:
◯桜井委員長 ありがとうございます。
それでは、環境土木部、高橋部長、お願いします。
31: ◯高橋環境土木部長 環境土木部を紹介させていただきます。
まず、私、環境土木部長、高橋でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
環境土木総務課長、首藤でございます。
32: ◯首藤環境土木課長 首藤です。よろしくお願いいたします。
33: ◯高橋環境土木部長 道路公園課長、土本です。
34: ◯土本道路公園課長 土本でございます。どうぞよろしくお願いします。
35: ◯高橋環境土木部長 生活環境課長、浅古です。
36: ◯浅古生活環境課長 浅古でございます。よろしくお願いします。
37: ◯高橋環境土木部長 清掃リサイクル課長、寺島です。
38: ◯寺島清掃リサイクル課長 寺島です。よろしくお願いいたします。
39: ◯高橋環境土木部長 千代田清掃事務所長、嶋田です。
40: ◯嶋田千代田清掃事務所長 嶋田でございます。よろしくお願いいたします。
41:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
それでは、これから報告事項に入りますけれども、その前に、委員会運営について皆さんにお諮りをいたしたいと思います。
報告事項のうち、定例的な報告事項につきましては、議員ポストの活用を図って皆様方にお知らせをしたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
また、今後、各部からの報告案件などにつきましては、常時出席する理事者のうち、直接報告などに関連しない方は、委員会運営に差し支えない範囲で、適時自席待機としたいと思います。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
42:
◯桜井委員長 ただし各部長と庶務担当課長は出席をしていただきます。
そして、きょうも大分暑いですけれども、庁舎の省エネルギー化に伴い、空調温度の設定を28度としているそうでございます。暑い方は遠慮なく上着を脱いでいただいて結構でございますので、よろしくご協力ほどお願いをいたします。
それでは、日程に入りたいと思います。
お手元に資料をお配りしております。日程表をごらん下さい。
この日程表に従って進めたいと思いますけれども、よろしゅうございますか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
43:
◯桜井委員長 ありがとうございます。
それでは、第1番、前期委員会からの懸案事項について。
皆様方のお手元に、前期の委員会の懸案事項をお配りしております。1番から6番までございます。ご確認をいただきたいと思います。
当委員会といたしましては、前委員会からの懸案事項を参考といたしまして、新たな視点でこの委員会を進めていきたいと思います。よろしゅうございますか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
44:
◯桜井委員長 ありがとうございます。
それでは、
区民生活環境委員会が所管する組織について、各部長からご説明をしていただきます。
45:
◯清水区民生活部長 それでは、15年度の区民生活部の組織図ということで、区民生活部資料1を提示しておりますので、これに沿って説明させていただきます。
区民生活部の組織は、課が8つありまして、先ほど紹介しましたように、それぞれの課長がおりまして、ちよだパークサイドプラザについては区民総務課長が兼務ということで、7人の課長で構成されております。
それから、人員は、ここに括弧に書いてありますように、総数158名ですけれども、それぞれの課の内訳はここに書いてあるとおりです。
主な仕事ですけれども、区民総務課につきましては、部の全般的な総括、まとめ、それから、保養所関係、統計事務、公会堂、千代田荘、万世会館等、施設の管理運営、こういうものを行っております。そのほか、連合町会だとか町会長関係事務、そういうものを行っております。
なお、本年度大きく異なっているのは、前年まで出張所がここにありますけれども、今年度から助役直結という形になりますので、それがなくなっております。
商工振興課につきましては、商工観光係と事業推進のところで観光行政一般をやっております。さらに、ここには中小企業センターという施設もありまして、ここは公社を所管しております。
それから、文化学習スポーツ課につきましては、文化、それから、スポーツを所管しておりまして、体育館だとか生涯学習の仕事をここで行っております。
防災課につきましては、防災計画ということで、区民の安全ということで、災害等の対応を行っております。
それから、住民戸籍課につきましては、ここは住民記録、あるいは戸籍ということで、住民の基本的な事項について、記録・登録を行っているところでございます。
保険年金課につきましては、保険年金の事務、それから、国民健康保険事務、こういうものを行っております。
失礼しました。順序がちょっと──税務課は、区民税だとかたばこ税だとか、こういう特別区民税の課税・徴収、こういう事務を行っております。
それから、パークサイドプラザは、神田和泉町にあるパークサイドプラザで児童館的機能を行っております。
以上、これらの中身については、事務事業概要にほぼ事業が詳細に書いておりますので、それをご参照いただきたいと思います。
46:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
それでは、環境土木部、お願いします。
47: ◯高橋環境土木部長 それでは、お手元の資料に基づきまして、環境土木部の組織をご紹介いたします。
まず、環境土木部ですが、資料にありますように、職員数217名、外数といたしまして、再雇用・再任用・非常勤49名ございます。
そして各課でございますが、まず、環境土木総務課でございます。環境土木総務課は、部の庶務担事務のほか、道路や公園の土木施設の財産管理を行っております。その中で、区道の認定・廃止、あるいは変更といった手続とか、道路、公園の占用に係る事務を行っております。
次に、道路公園課でございますが、道路公園課につきましては、文字どおり、道路、公園の整備計画、施行、そして維持管理を行っている課でございます。そのうち、土木事務所につきましては、本庁舎の外に現在、神田の方にございます。
それから、生活環境課でございます。生活環境課につきましては、環境行政ということで、生活環境条例に伴います歩きたばこの取り組みや、道路上の置き看板、そして放置自転車等の取り組みを行っております。そのほかに、ISOの取得に向けた取り組みを行っております。それから、環境行政の一環といたしまして、地球温暖化とかヒートアイランド対策、そういった環境施策を行うとともに、公害指導についても担当しております。
清掃リサイクル課でございますが、清掃リサイクル事業の推進にかかわります事業を進めておりまして、一般廃棄物の減量及び適正処理に関する普及啓発、あるいは一般廃棄物処理計画、分別収集計画、いわゆるリサイクルの促進等、そういった仕事をしております。
それから、千代田清掃事務所でございますが、これにつきましては秋葉原の方に事務所がございますが、そのほかに三崎に船でごみを持っていきます三崎中継所、それから、飯田橋車庫、そういった施設を一緒に含んでおります。千代田清掃事務所といたしましては、いわゆる廃棄物の収集・運搬・処分にかかわる事業とか、大規模ビルの排出事業者に対する排出指導等も行っております。
以上でございます。
48:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
各部から組織についてご説明をいただきましたが、組織のことについて、何かご質問ございますか。よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
49:
◯桜井委員長 それでは、次に進みたいと思います。
3番目、報告事項に入ります。
区民生活部、江戸開府400年記念事業の開催結果についての報告ですね。
50:
◯金井区民総務課長 それでは、江戸開府400年記念事業の開催結果につきまして、区民生活部資料2によりご報告させていただきます。
まず、江戸開府400年記念事業実行委員会の事業の第一弾として、3月29日に、桜座(SAKURA)が開催されました。
日比谷公園で、気温が7度という低い中でございましたが、入場者数2,367名の方においでいただきました。
これにつきましては、日本航空が特別協賛となっております。
プログラムの内容につきましては、お手元の資料のとおりでございますが、江戸と現在、東洋と西洋の融合というのをテーマに、また、終わりの方では、一般公募者の出演による子どもたちの大田楽ですか、そうしたもので盛り上がりを見せてくれたと思います。
これはその後、朝日新聞、読売新聞に記事として掲載をされております。
裏面をごらん下さい。今月の18日、東京シティロードレース2003、これが江戸開府400年の記念大会として実施されました。
これは日比谷公園をスタートに、国立霞ケ丘競技場までの10キロコース、都会の真ん真ん中を走るコースでございます。6,274名の方がエントリーして下さいまして、完走者5,468名となっております。
記念大会といたしまして、前日に谷川真理さん、ゲストランナーであるこの方をお迎えして、ウエルカムミーティングというものをやっております。また、沿道での応援等も行っております。
そして記念大会の記念賞として、区の方から、それぞれの100位、200位等の方に記念賞を差し上げております。
これも、主催が東京新聞、東京中日スポーツでございますので、記事等に掲載されております。
なお、参考までに、シティロードレースの記録について、資料として添付させていただきました。
報告は以上です。
51:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
江戸開府400年記念事業ということで、2つの事業についてご説明をいただきました。
この2つの事業につきまして、委員の皆さんからご質問ございましたら、お受けいたします。
52:
◯寺沢委員 SAKURAの方についてなんですけれども……。
53:
◯桜井委員長 ちょっとお待ち下さい。大丈夫ですか、のどの方は。
54:
◯寺沢委員 お聞き苦しいかもしれません。SAKURAについて、非常に気温も低くて、それから、座席の関係ですね。町会とか区民の方が後ろの方で、企業の方が前の方にいらっしゃったというふうに聞いております。
55:
◯桜井委員長 ちょっとお待ち下さい。
書記さん、とれますか。座ってお話しいただいて結構ですよ。それでマイクを近づけてお話し下さい。
56:
◯寺沢委員 済みません。それで、参加なさった方々が、寒いせいもあって、途中からばらばら、随分帰られてしまったという状況がありましたね。私も、最後までいたかったんですけれども、その寒さに耐えられなくて、退席してしまったという状況があったんですね。これは400年事業ですから、また改めてこういう事業を実施するということではないと思いますけれども、400年事業をやった総括として、参加なさった町会とかそういうところからの声はどんなふうに上がっていますか。
57:
◯金井区民総務課長 多分、私が話を聞くのは一部かもしれませんが、大変良かったねというような声を聞かせてはいただいております。確かに、寒いということはありました。ただ、やはり桜の季節で表でやるというようなこともありましたので、そうした天候に一定程度左右されるのは仕方がないのかなという気はしておりますが、おおむねそんなご意見を私個人としては伺っているところでございます。
58:
◯寺沢委員 今おっしゃっただけで、ほかには特別な意見というのは聞いていらっしゃらないというふうに認識してよろしいわけですね、今のご答弁だと。
59:
◯金井区民総務課長 これは江戸ネットということで、江戸開府記念事業の中でホームページを立ち上げております。その中でご意見はいろいろいただいているかと思います。この演出につきましてもご意見があったように伺っておりますが、それ全体のまとめとしての報告を受けていないものですから、今この場ではご報告できませんが、一定の集約をして、またそれをご報告させていただきたいと存じます。
60:
◯寺沢委員 私も、意見を伺った中のほんの一部かもしれませんけれども、住民の方といいますか、参加なさった区民の中からのごく一部の声かもしれません。前の方に企業の方がいらっしゃって、千代田区に携わった区民の方、町会関係の方が後ろであるということについて、こういうやり方はどうなんだろうというような声は聞こえてきました。
61:
◯桜井委員長 昼間人口の方が前の方にいらっしゃって、区民の方が前にいないのはいかがなものかということですか。
62:
◯寺沢委員 そうです。
63:
◯桜井委員長 そういう声があったということですか。
64:
◯寺沢委員 ええ、前の方に全然入れなかったというような……。
65:
◯桜井委員長 入れなかったと。
66:
◯寺沢委員 ええ、もう座席が決まっていたんですよね。
67:
◯桜井委員長 ええ、座席は決まっていましたね。
68:
◯寺沢委員 ええ。
69:
◯桜井委員長 その方はチケットは持っていらっしゃったんですか。
70:
◯寺沢委員 チケットを持って、町会の方からの参加ということで。
71:
◯桜井委員長 座席が決まっていたために、前に行けなかったということですか。
72:
◯寺沢委員 そうです。前の方は企業の方がびっしり座っていらっしゃったんです。だからそういうところにもうちょっと区民が参加できるような形態であったらいいんじゃないかという声が聞こえてきましたので、お知らせいたします。
73:
◯桜井委員長 あの座席というのはどういうふうにして決めたんですか。
74:
◯金井区民総務課長 私もその場に居合わせたということで、自分の判断ですけれども……。
75:
◯桜井委員長 あれは課長のところでなくて……。
76:
◯金井区民総務課長 実行委員会の事務局がありますし、これはそれぞれの広告代理店などがプレゼンテーションして実施したものですから、その中で座席の配分とか、どういったグループの方はこのエリアに座っていただくと、そうしたものは多分、事務局がやっているものだと思っております。
77:
◯桜井委員長 一番前のところに昼間人口の企業の方がいらしたということはあったんですか。僕は後ろの方だったので、余りよく見えなかったんです。
78:
◯金井区民総務課長 そこまで私もはっきり確認──私も一観客としてちょっと見させていただいておりましたので。
79:
◯桜井委員長 ただ、寺沢委員、端の方は随分町会の方も前の方にはいらっしゃいましたよね。舞台に向かって右側の前列の方には町会の方はいらっしゃいましたよね。
80:
◯寺沢委員 それをもって前列というのか、私もその運営の仕方について、どういうふうにそこが決められたかということをはっきり承知していませんでしたから、素朴な、参加した区民の声としてそういう声が聞こえてきたということをご承知おき願いたいということです。
81:
◯桜井委員長 はい、わかりました。
この件については、先ほど評価についても、江戸ネットを通じてのご意見だけでなくて、様々なご意見というのはやはりきちっと聞いて、それを次のいろいろなイベントなり、この400年だけじゃなくて、様々なことにつなげていくということは大変大切なことなので、ぜひ、評価についてももう少し幅広く収集をしていただいて、次の事業に生かすようにしていただきたいと思います。
ご質疑ございましたら、お受けします。
82:
◯飯島委員 SAKURAの方の、応募総数5,246名、この内訳なんですが、在勤の方と区民の方がいらっしゃいますね、その人数を知りたいのと、あと区民優先枠というのは何人だったかということ、それから、ロードレースの方ですけれども、こちらも区民のエントリーが何名だったのか、知りたいと思います。
83:
◯金井区民総務課長 まず、応募状況でございますが、在住、在勤は区別しておりませんので、地域別で申し上げますと、一般招待の応募者が千代田区の中では336名でございました。
84:
◯桜井委員長 一般の応募者ですか。
85:
◯金井区民総務課長 失礼しました。SAKURAの方ですね。
86:
◯桜井委員長 5,246名のうち、区民と在勤の方の区別がついていますか、何名ですかという問い合わせですよね。出ますか。
87:
◯金井区民総務課長 ちょっとお待ち下さい。
88:
◯桜井委員長 少し時間がかかりますか。
じゃあ、暫時休憩します。
午後2時05分休憩
午後2時08分再開
89:
◯金井区民総務課長 現在、実際の応募者の人数の中で、地域別というのがちょっとわかりません。応募人数と申し込み応募者の数と違って集計をしておりますので。全体の応募の区民数としては2,697組ございました。それで人数が5,246人になっているわけですが、その区民数の申し込み者のうち、千代田区在住の方が申し込み者となっているものが336人、全体の12.5%程度でございます。
また、シティロードレースの方ですが、エントリーの6,274名、こちらの中に区民の方が47名いらっしゃったということです。エントリーして、来られなかった方とか、途中で競争をやめた方もいらっしゃると思いますが、完走者の中では区民は40名だったということでございます。
90:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
もう少し時間をかけて、わかる部分がもしあるようでしたらば、委員の皆さんにポスト対応ということでご報告下さい。
91:
◯金井区民総務課長 わかりました。
92:
◯飯島委員 そうすると、SAKURAの方なんですが、区民優先枠というのは事前にあったわけで、そこには到達しなかったということですか。
93:
◯金井区民総務課長 そうですね。
94:
◯飯島委員 どのぐらい優先枠は用意されていたんですか。
95:
◯金井区民総務課長 その枠数も、資料にございませんので、後ほどまた数字を確認いたしまして、ご報告させていただきます。
96:
◯桜井委員長 ということなんですが、よろしいですか。
97:
◯飯島委員 はい、それはいいです。
この場で聞く性質のものかどうか、ちょっとわからないんですが、SAKURAと、それから、ロードレースにどのぐらいのお金がかかっているかというようなことはここの委員会ではわからないんですか。
98:
◯金井区民総務課長 最終的に確定するのは、実行委員会で決算として出すものでございますが、大まかなものとして申し上げますと、SAKURAの方が日本航空の協賛も含めまして、総経費が8,525万円でございます。シティロードレースの方、これは実際は運営とかそうしたものはこのシティロードレース実行委員会が行っておりますので、その経費で行っております。区といたしましては、前日のウエルカムミーティング、また、沿道の応援、記念品、そうしたものに経費を支出しております。これにつきまして、おおよそ425万円という概算になっております。
99:
◯桜井委員長 よろしいですか、飯島委員。
100:
◯飯島委員 そうすると、ロードレースの方は、エントリーされた方から1人幾らとかという会費で一応賄ったということで、区のお金としてはウエルカムミーティング、それだけということなんですか。
101:
◯金井区民総務課長 このロードレースそのものはシティロードレース実行委員会というのが主体でございますので、そうしたいろいろにかかる経費は、エントリー費も含めて、自分たちの中でやったと。これは区とは全く別の団体でございますので、その辺で経費は分けていると。私どもは協賛して、賞品とかそうしたものを負担しているということだけでございます。
102:
◯桜井委員長 それが425万円だったということですね。
103:
◯金井区民総務課長 はい。
104:
◯飯島委員 そうすると、ウエルカムミーティングというのは、これは応募は事前に何か招待券というか、抽選かなんかして、招待券という形だったんですか。この450名のうち、区民がどのぐらいかというのはわかりますか。
105:
◯金井区民総務課長 これはたしか自由にご参加できる形だったかと思います。また、その中で、区民、区外の仕分けはしておりませんので、数字は出ておりません。
106:
◯桜井委員長 シティロードレースのかなり概要に入ってきていると思うので、これはもう既に皆さんにご配付したり、または広報千代田に載ったり、詳細については載っている事項だと思うんですね。ですので、もう一度そこら辺の部分を後で改めて見ていただいて、具体的な数字も後でまたポスト対応されることだと思いますので、その中でまた疑問点がありましたら、先の委員会の中でご質問していただく、そういう形でよろしいですか。
ほかにはよろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
107:
◯桜井委員長 次、2番目に移ります。
「江戸開府400年記念皇居周回無料シャトルバス」の運行について説明を受けます。
108:
◯安藤商工振興課長 それでは、区民生活部資料3によりまして、江戸開府400年記念の皇居周回無料シャトルバスのご説明をさせていただきます。
本事業は、ただいま区民総務課長からご説明したとおり、今年は江戸開府400年記念事業が、年末に向かいまして様々展開されます。このことと、それから、千代田区自体が観光の宝庫であるということにあわせまして、ぜひこの機会に千代田区を積極的にPRしたいと。また、千代田区を訪れた方に千代田区を良く知っていただきたいと。こういう趣旨で、皇居周辺の足がちょっと不足する部分について、この周回の運行バスを開始したものでございます。
これにつきましては、最後のページに、各委員さんにはカラー刷りのバスを載せてございますけれども、そういった目立つバスで、開府400年をアピールし、あわせて千代田区をアピールしていこうという事業でございます。
運行期間でございますけれども、ゴールデンウイークの5月3日から年末の12月23日まで、毎週の土・日と祝日に運行いたします。
時刻表につきましては、裏面に、縦横でちょっと見にくい部分がございますけれども、東京駅発10時から東京駅発16時までの1日6便をご用意いたしました。
コースでございますけれども、このコースは東京駅丸の内南口、中央郵便局の方ですね、あちらから日比谷公園の方に出まして、日比谷公園を左手に見て右折をしまして、警視庁の前、それから、国会議事堂の前で車窓見学をして、三宅坂を通って国立劇場の前を通過して、靖国神社が1つ目の停留所と。その後、ホテルグランドパレスと九段会館と一橋のパレスサイドビル、それから、パレスホテルを停留所としまして、また最後に東京駅丸の内南口に戻る、約40分間の一周でございます。
この内容につきましては、運転手がガイドを行っております。
それから、部分ではございますけれども、車の中で千代田区のビデオ広報等も流しております。
それから、5月3日から5月25日までの実績でございますけれども、これまでに土・日・祝日が9回ございまして、延べ1,472名の方にご乗車いただきました。1日平均163名ということでございます。ゴールデンウイークは多い日には200名を超す乗車もございまして、臨時便を出した日もございました。
料金は、題名のとおり、当然無料でございます。
ラッピングの派手さもございますので、これにつきましては、平日、関係団体やイベント等にご活用をいただきたいと思います。
それから、運行バスでございますけれども、これは28人乗りの、リフトつきの中型バスでございます。
それから、事業形態でございますけれども、これは4つの団体の共同事業でございまして、まず千代田区と千代田区コミュニティ振興公社、千代田区観光協会、それから、「風ぐるま」を運行しております日立自動車交通株式会社の4社の共同事業で行っております。
それから、先ほどおめくりいただきました裏面ですけれども、これは東京駅の例でございますけれども、東京駅には東京駅の時刻表、それから、それぞれ停留所には停留所の時刻表がございます。
それから、停留所ですけれども、縦横でちょっと見にくくなっていますけれども、江戸開府400年のシャトルバスという輪ができているわけですね。こちらはそれぞれの停留所に、停留所とわかるように、これの約6倍の大きさの、カラーの刷り物で停留所を示しております。
この方法につきましては、以上でございます。
109:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
無料シャトルバスの説明をしていただきました。
この件についてご質問ございますか。
110:
◯寺沢委員 座ったままで済みません。
かなり良く利用されているなという思いはあるんですけれども、この周知の方法としては何とと何を使っているんですか。
111:
◯安藤商工振興課長 これは主にホームページで周知しておりまして、区のホームページ、コミュニティ振興公社の開府400年の江戸ネット、それから、観光協会にもホームページがございまして、観光協会のホームページ、それから、パブリシティを主に打っております。既に新聞等ではもう4社ほど扱っていただいておりまして、私も5月3日に試乗してみましたけれども、そのときはこの新聞を持った方がほとんどお乗りになっておりました。
それから、個人的ではございますけれども、この体験をなさった方が自分たちのホームページでこのように扱って、このバスを使った一日の過ごし方とか、そういう内容を親切にそれぞれのホームページに掲載して下さって、これは私もどのPRではございませんけれども、こういった広がりを見せているというところでございます。
112:
◯高山委員 これは現状では、土曜、日曜と祝祭日ということですよね。4番のところで、その他の活用ということで、平日に区や関係団体が行うイベント等に利用可能と書いてあるんですけれども、実際に、商店会とか、申し出があったことはあるんですか。
113:
◯安藤商工振興課長 まだございません。これから秋に向けて、様々な商店街事業等が展開されると思いますので、積極的に、商店街の活用なんかではPRしていきたいと考えております。
114:
◯高山委員 今までのところはホームページに載っているということで、例えば区商連だとか、そういう場でお披露目というか、こういうのをどうぞという話はしていないんですか、余り聞いていないものだから。
115:
◯安藤商工振興課長 実は、5月の上旬からスタートしまして、区商連の事務局の方には連絡済みでございますけれども、区商連の理事会がまだその後開催されていなくて、きょうが初めての、5時から総会がございますので、そういった中で、できたらPRしていきたいと思っています。6月には区商連の定例理事会がございますので、このPRに努めていく予定でございます。
116:
◯高山委員 利用の要綱的なものが決まっていたら、教えて下さい。
117:
◯安藤商工振興課長 この要綱につきましては特にございませんで、土・日・祝日につきましては、このシャトルバスで運行するということで、そのほかにも、車自体は日立自動車運行株式会社の所有物でございますので、運行計画一般のご利用の申し込みもあるというふうに聞いておりますので、あらかじめ日立自動車から運行計画のあいている日があれば──ほとんど現在はあいている状態ですけれども、バッティングしない日については千代田区を優先的に扱うという状況で、先着順でご利用いただきたいと思っております。
118:
◯高山委員 無料ということでいいんですか。
119:
◯安藤商工振興課長 実費が4万円ほどかかるということで、それについてはぜひご負担をいただきたいと思っております。
120:
◯桜井委員長 このバスは土・日・祝日以外というのは、ちなみに何に使っているんですか。
121:
◯安藤商工振興課長 これはこういうラッピングしたということで、観光バスとしては非常に使いづらいということで、日立自動車では平日は遊んでいる状態です。このラッピングで一般の観光客さんが利用したいというお話も、引き合いが来ているということは日立自動車の方から伺っております。
122:
◯桜井委員長 せっかくこういうラッピングもして、区の宣伝をしているわけですから、有効に使えるように、4万円と言わずに、割安にできるといいですよね。
ほかにございます。よろしいですか。
123:
◯飯島委員 この運行経路の中で、乗降場というんですか、この選定はそれぞれ何か意味があったのでしょうか、お聞かせ下さい。
124:
◯安藤商工振興課長 これにつきましては、東京駅を始め様々な施設に区は交渉を行ってまいりました。本来でしたらば道路等の停留所が多いんですけれども、道路に停留所を設置しますと、1件につき百数十万円程度の規模がかかってしまうということで、施設内に停留所が確保できるところということでお願いしてまいりました。その結果、国会議事堂であるとか憲政記念館や国立劇場につきましても区と協議をしたんですけれども、こちらについては前例をつくることが非常に困るということで、国会議事堂と憲政記念館、国立劇場からはお断りをいただいた。東京駅の南口も、公共事業であるということを理由にご承諾をいただきまして、そのほか2番の2)で太字になっている停留所につきましては、それぞれの中に乗降の許可をいただいた結果、ここが停留所になったということでございます。
125:
◯桜井委員長 観光の場所と運用上の問題からこの場所になったということですね。
ほかによろしいですか。
126:
◯下田委員 調べればわかることかもしれないですけれども、裏付けの予算といいますか、大体金額はどの程度のものなんですか。
127:
◯安藤商工振興課長 これにつきましては、おおむね450万円程度の経費がかかる予定でおります。これにつきましては千代田区は渉外とPRを行うということで、区としての実質的な負担はございません。残りを千代田区のコミュニティ振興公社と観光協会と日立自動車が、社会貢献という意味で、それぞれに応じて負担をするという考えでおります。
128:
◯桜井委員長 ほかにはよろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
129:
◯桜井委員長 それでは次に移ります。
3番目、江戸開府400yen夢事業の実施についてご説明を受けます。
130:
◯安藤商工振興課長 それでは、区民生活部資料4によりまして、江戸開府400yen夢事業の実施について、その概要をご説明させていただきます。
本事業につきましては、昨年と今年の2カ年の時限事業として、14年の11月にスタートした事業でございます。昨年につきましては、最初の年ということもございまして、検討期間に時間を割きまして、11月からスタートしまして、年度末までの間、期間が短いであるとか、あるいは加盟店が少ないというようなご意見をいただいたところでございます。しかし、実施した結果につきまして、区民の方100名の無作為の抽出によりますアンケートであるとか、それから、懸賞はがきの当選者のアンケートであるとか、そういうところのアンケート結果によりまして、特に区民の方々は、ぜひこの400yen夢事業を今後も継続してやっていただきたいと。それから、懸賞はがきの方でございますけれども、当初約25万枚の販売に対しまして、6万8,000件の回収がございました。約20%の回収でございますけれども、これにつきましては事前にビール会社や飲料会社に、どのぐらいの回収率があるものかということを問い合わせしましたらば、1%から5%がいいところでしょうというご回答をいただきましたけれども、地域が狭いということもございましたでしょうか、約20%の回収率がございました。これにつきましては割と大きな反響があったと思いますし、また、当然でございますけれども、当選者の皆様方は、こういった区が行う懸賞について、千代田区に愛着を持つとともに、千代田区でぜひ買い物を続けたいというようなご意見も多く寄せられております。
そういった中で、平成15年度の事業内容も、5月15日に検討会を開催しまして、おおむね14年度の内容に従って実施するということで内定いたしました。
まず、区民を対象にしましたスタンプ台紙の配付でございますけれども、現在の事務の進行から、7月中には配付できるものと考えております。
利用期間でございますけれども、換金期間を考慮いたしまして、今年度いっぱいご利用の予定で進めております。
それから、このスタンプ台紙の配付方法でございますけれども、全世帯に郵送でお送りいたします。それから、配付期間以降に千代田区に転入なされた方につきましては、転入なされた窓口でこのスタンプカードを配付いたします。
それから、懸賞はがきでございますけれども、今回は前年に比べて期間が長いということもございまして、懸賞につきましては、商店街の特に活性化に結びつくということで、2回行う予定でございます。第1回目につきましては7月から8月にかけて、第2回目につきましては、区内のあちこちでイベント等が商店街で開催されますので、それに合わせて10月から11月に行いたいと。
それから、懸賞はがきの抽選ですけれども、締め切りから約2週間以内に抽選会を行って発表したいと考えております。
なお、詳細につきましては、今後まだ詰める部分がございまして、来る第2回の定例会中には詳細についてご報告できると思いますので、また改めて詳細をご報告させていただきます。
なお、裏面でございますけれども、これは平成14年の懸賞はがきのチラシで、配布した残りを使ったものでございます。こういうものをチラシとしてお配りしたということで、参考でこういう形で使わせていただきました。
以上でございます。
131:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
昨年ご好評をいただいた400yen夢事業でございますけれども、ただいまご説明をいただいたとおりでございます。
この件につきましてご質疑ございましたら、お受けいたします。
132:
◯嶋崎委員 私も加盟店として参加をしたわけでございますけれども、最終的に何店舗の参加を見たのか、教えて下さい。
133:
◯安藤商工振興課長 最終的には約1,300店のご加盟をいただいております。
134:
◯嶋崎委員 千代田区の商店街連合会はたしか3,000店ぐらいが加入をしていると聞いておりますけれども、今のご答弁の中では1,300店というお話でございます。半分も達成をしていないということで、これから啓蒙運動を含めて今年度の対策をお聞かせいただきたいと思います。
135:
◯桜井委員長 どのような対策を行っていくかということですね。
136:
◯安藤商工振興課長 今年度はこの400yen夢事業は千代田区商店街連合会と共催事業ということになりまして、区商連の加盟店からも積極的なご参加をいただけるんではないかと考えております。しかし、区商連の加盟店3,000店のうち、物販・飲食、つまり江戸開府400yen夢事業に絡む業種が約半数の1,500店程度ということでございますので、残る200店舗ぐらいについて何とか確保したいというふうに考えております。
137:
◯桜井委員長 嶋崎委員の指摘は、3,000店の加盟店がある中で1,300店、半分も満たないと。ところが物販店は3,000じゃなくて1,500店なんだと。だからあと200店ぐらいなんですよと、そういうことですか。
138:
◯安藤商工振興課長 ちょっとご説明が足らなかったですけれども、3,000店のうち、半分の1,500店舗は物販・飲食なんですけれども、残りのところはビルの管理会社なんですね。つまり昔は商店をやっていたけれども、貸しビルにかえたとか、しかし、引き続き商店街には加入しているよという方たち、それから、事務所として使っているけれども、商店街には加盟しているよと。それから、ちょっと数は少ないですけれども、
銀行だとか郵便局だとか、そういった公共的な団体も商店街に加盟しているということもございまして、この400yen夢事業に結びつくというのは、半数の1,500店ぐらいが限度だなというふうに考えて、先ほどのご答弁をさせていただきました。
139:
◯嶋崎委員 ぜひ、そのあとの200店舗ですか、商店街連合会を通じて、全部が参加できるような仕掛けにしていただきたいと思います。
もう1点、はがきの配付について、昨年度と同じような配付方法にするのか、違う方法をお考えいただいているのか、お答えいただきたいと思います。
140:
◯安藤商工振興課長 昨年、懸賞はがきにつきましては、1枚5円で、商店街ないしは各商店さんにご購入いただきました。ご負担をいただいたということは、商店街ないしは商店自らがこの事業に参加しているという意識を持っていただきたいということと、それから、これは推測でございますけれども、区が無料で商店街にお配りした場合、商店街、あるいは商店さんがお客さんに対して無料で配付してしまうという心配をしたところから、区内の消費の喚起に結びつかないということで、5円をご負担いただいたわけでございます。したがいまして、今年も5円ということでお願いしたいと考えておりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
141:
◯嶋崎委員 そこら辺がなかなか思いと現実とが結ばれないわけでございまして、ぜひ、商店街連合会にそこら辺のことは含めてご説明をいただいて、たしか昨年度は終わりの頃になって、大分懸賞はがきが残ったのかどうか知りませんけれども、最終的には押しつけをされた商店街もあるように伺っておりますので、最初からきちっと説明をしていただいて、ご認識をいただく中ではがきを配っていくということにしていただければありがたいと思っております。
142:
◯安藤商工振興課長 区商連、あるいは商店街のご意見をぜひ伺って、検討をさせていただきたいと思います。
昨年のお話をいたしますと、昨年は一たんはがきを買っていただいて、なかなかはがきが配付されないという商店があったわけで、区の方にも、あるいは商店街の方にもお客さんからご苦情が来ているということで、印刷の部数も、余裕がございましたので、そういった苦情を解消するためにも、ご購入いただいた1枚5円を2円50銭に改めて、お買い上げいただいた同数の枚数を後半お配りしたという経緯がございます。したがいまして、今年はお引き取りいただいて余った場合には私どもが再度引き取るということを考えておりますので、その辺も含めて商店街とお話をさせていただきます。
143:
◯桜井委員長 去年これをやられたときに、はがきを一番出されたランキングがあって、たしかラーメン屋さんでしたよね。それで、なぜラーメン屋さんが一番多かったかという説明を、私、前委員会に入っていて、聞いて参考になったんですけれども、ラーメンを飲食店さんがつくっている間、時間がありますでしょう、その時間の間にこれを書いてもらうんだそうですよ。これはたしか50円を張って出さなければいけないんですよね。ところがその場でもらってしまえば50円を払わなくていいわけですよね。というようなことで、非常に参加がその店は多かったというようなことがあったらしいですね。
それとあと、たしか高山委員からご発言があったんですけれども、50円を張って出すということがやはり負担だということがあるので、商店街の会長さんのところにポストをつくっておいて、そこのポストに入れていただければ、商店街の会長さんが取りまとめてこっちへ持ってきますよというようなご配慮もされて、非常に数がまとまったというような話もありましたよね。50円切手を張るということも、参加をする上において、お金をかけなくて参加できるようになった方がいいわけですから、そういったような成功事例も踏まえてお考えになられたらいかがですか。
144:
◯飯島委員 この事業の目的なんですが、消費の喚起と商店街の活性化、これについてはどのぐらい──数字ではかれるものではないかもしれませんけれども、達成度というんでしょうか、それがあったか、お聞かせ下さい。
145:
◯安藤商工振興課長 平成14年度は検討期間が長くて、実施期間が短かった、11月から1月いっぱいという形で、期間が十分じゃなかったということ。それから、ご利用する方たちが、区がこういうサービスを行うということをなかなか気がつかないということもございまして、捨ててしまった方もいらっしゃいます。それから、全部使い切れなかったというような方もいらっしゃいます。お配りしたスタンプカードーを区民の方がすべてお使いになった場合には、約1億8,000万円の消費ということでございますけれども、実際にスタンプカードで還元された金額につきましては約6,000万円ということで、3分の1であったということでございます。今年度はもう少し実績を伸ばして、還元は1億四、五千万円には達したいというふうに考えております。
146:
◯桜井委員長 6,000万円程度の効果があったということですね。
147:
◯飯島委員 専用懸賞はがきで当たった知り合いがいるんですね。その方が言うには、区内の商店の活性化であれば、むしろ、共通商品券のようなものを配るんだったらわかるけれども、そうでなかったら、ちょっと税金の使い方としてどうなのかなと、当たった方なんですけれども、おっしゃっていることと、それとスタンプ台紙の方なんですけれども、ほとんど日常の買い物に使っているという方が多いわけですよね。そういう意味では、取り立てて消費の喚起にはならずに、むしろ、スタンプ台紙も知り合いの商店だったら700円でも2つ押してくれるとか、そういう話も大分耳にしているんですね。そういう点から、このやり方というのはどうなのかという疑問も、かなり区民の方からお伺いした事実もあるんです。そういう点で、消費の喚起と、それから、商店街の活性化という目的からちょっとずれていく部分があるのじゃないかなというふうに思いましたので、その点についてお伺いします。
148:
◯安藤商工振興課長 まず、懸賞の方でございますけれども、これにつきましては、賞品の総額を2,000万円ご用意いたしました。そのうち1,000万円につきましては区が直接買い付けたわけでございますけれども、これにつきましても主に千代田区の商店さんを利用させていただきました。また、残りの1,000万円の賞品につきましては、千代田区商店連合会に一括してその賞品の購入をお願いしたところでございます。したがいまして、千代田区商店街連合会につきましては、通常の区商連とのおつき合いの範囲でいろいろと購入したというふうに伺っております。
それから、スタンプの台紙でございますけれども、確かに、千代田区の商店は日常の物販を扱っているお店が少なくて、多分、通常の基礎的消費に使われた部分が非常に多いと思います。しかし、この割引を導入することによりまして、それまで区外のデパートだとか区外の商店街に流れていったお客さんが、千代田区で買い物をする気になったというようなアンケート調査もございますので、すべてがすべてではございませんけれども、少なくとも千代田区の商店で購入しようという意欲は芽生えたんではないかと考えております。
149:
◯寺沢委員 これは前の、商品券を出したときからの課題だったと思うんですけれども、商店街があって活性化されているところと、ほとんど商店街がないところと、地域差がかなりあると。先ほどの話と関連するんですけれども、ないところの加盟している商店に対しての強力な働きかけを、これは要望ですけれども、お願いしたいと思います。加盟していただかないと、せっかく各家庭に配っても、利用の実態でかなりの不公平感といいますか、運用の問題が出てきますので、そこら辺を頭に入れて図っていただきたいと思います。
150:
◯桜井委員長 今、要望ということですけれども、よろしいですか。
じゃあ、お答え下さい。
151:
◯安藤商工振興課長 確かに、地域によっては商店街が少なくて、お店自体も少ないというところがございます。この4月に、各地域組織の婦人部の皆様に、加盟していただきたいお店というリストを出張所を通じましてこちらの方にいただいておりますので、それにつきまして、各お店とそれぞれ協議をしているところでございます。なかなかチェーン店については難しいところがあるんですけれども、フランチャイズ関係についてはご快諾を得ているお店がございますので、商店街組織がなくても、加盟に積極的に働きかけてまいりますので、ぜひご利用いただきたいと思います。
152:
◯清水区民生活部長 ちょっと一言。先ほど飯島委員の方から、区民の一部の声かもわかりませんけれども、こういう事業、目的に対して、税の使い道としてどうかというようなお話がありました。この夢事業につきましては、今なおこういう不景気の中で、少しでも地域の商店街なり何なりが活性化していただければ、役に立てばいいだろうということで、もちろん個々の単独の商店街でいろいろな自治体がこういうことをやっております、プレミアムをつけた販売とか。千代田区も、こういう都心でありながら、デパートへ買い物に行ってしまうとかお客さんが逃げている状況を、少しでも区民の方々が区内で買い物をできるような施策として積極的にやって、商店街のにぎわいを取り戻そうと。ほんのわずかであっても、区としては努力していこうということでこの事業を計画し、事業化したものです。区民ですから、いろいろな意見があると思いますけれども、区としては、議会とも一緒になってこういう事業を展開したということをご承知おき願いたいと思います。
153:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
この件についてはよろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
154:
◯桜井委員長 それでは、5分間のトイレ休憩を行います。
午後2時47分休憩
午後2時56分再開
155:
◯桜井委員長 区民生活環境委員会を再開いたします。
それでは、4番目、千代田区特別区税条例改正の概要について説明を受けます。
156:
◯石嶋税務課長 お手元に区民生活部資料5を配付させていただいておりますが、前回の臨時会のときに、特別区税条例についてはまだこれから何点かご審議いただきますということをお話しいたしております。第2定にまたお出しいたします。その1つです。たばこ税の税率が変更されるということで、先に概要についてご説明させていただきます。資料をごらん下さい。
前と同じように、3月31日公布されました地方税等を改正する法律がいろいろございましたが、その関係で千代田区特別区税条例も改正するというものです。
たばこ税につきましては、1,000本単位で変わります。表がございますが、改正内容をごらん下さい。
都道府県、市区町村、国、そのそれぞれのところで税金が変わります。旧3級品以外、それから、旧3級品という言葉を使っておりますが、旧3級品、あるいは以外というのは、専売公社の納付金の制度のときに、1級、2級、3級という級によって金額が変わっておりました。専売公社がなくなりまして、1級、2級につきましては1つにまとめて税金がかかってまいりますが、昔の旧3級品につきましてはちょっと金額に差があり過ぎるということで、今でもこの2つの形でたばこの税率は決まっております。それぞれ、現行、改正後、引き上げ額というふうになっております。
旧3級品以外は全部で820円上がります。その割合ですが、国と地方公共団体、つまり都と区の方を合わせたのと折半になります。そして都道府県と区市町村の方は大体1対3、都道府県の方は101円、それから、区市町村の方が309円という形で税が上がってきます。
旧3級品についても、同じような形でそれぞれ金額が上がります。全体で389円上がります。旧3級品というのは、下の方に書いてありますが、しんせい、わかば、エコー、ゴールデンバット、ウルマ、バイオレットという6種類だけでございます。
それから、条例改正には関係ないんですが、小売店で7月1日に持っているたばこについても税金が変わります。これについて、手持ち品課税といって、3万本以上お持ちの小売店業者の方たちについては、その3万本以上について税率をかけていくというものでございます。
適用については、平成15年7月1日から実施していくということでございます。
以上です。
157:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
地方税法の一部を改正する法律に基づいてこういう形になったということでございます。これについてはよろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
158:
◯桜井委員長 じゃあ、次へいきます。5番目、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の第二次稼働についてご説明を受けます。
159: ◯大里戸籍住民課長 それでは、区民生活部資料6に基づきまして説明させていただきます。
住民基本台帳ネットワークですが、これは昨年、平成14年8月5日から第一次稼働をしております。私どもの15年度の予算は、概算で1,917万円ほど計上させていただいております。この分は今回の住基カードの購入費、あるいは住基カードの作成プリンター代でございまして、そのほか住基の新住民情報システム、あるいは住基ネットシステム本体につきましては情報システム課の予算となっております。
では、この資料に基づきまして説明させていただきます。
まず1番、第二次稼働は平成15年8月25日から始まります。大きく3つに分けられまして、まず住民票の写しの広域交付。全国どこの市区町村でも、自分、あるいは自分の世帯の住民票の写しを取ることができるようになります。
2番目、転入転出の特例処理。転出住所地の方、現在の住所地の方にあらかじめ付記転出届を郵送しておけば、住基カードを持参して転入の住所地だけ、1回役所に行くだけで済むようになるという制度でございます。
3番目、住民基本台帳カード、略して住基カードと呼んでおりますが、これの交付が始まります。これは皆さんにお配りするというのはなくて、住民の方の申請に基づきまして、氏名等が記載されました住基カードを発行いたします。使い道といたしまして、行政手続の申請をする際に迅速な本人確認が可能になるとともに、写真つきの場合には身分証明書としても活用していただけます。
次、2番目に、二次稼働に伴う手数料条例の改正についてでございます。
1)として、住民票の写しの広域交付の手数料、あるいは2番目に、住基カードの交付に係る手数料ということで、これは現在、最終的な詰めをしておりますので、2定に入りまして委員会で改めて詳しいご説明についてはさせていただきたいと思っております。
なお、住基カードの交付の際には、高齢者等の方に対し減免を予定しております。
3番目に、本人確認情報の主な利用状況でございます。これは先ほど申しました第一次稼働が始まりまして、第一次稼働のときには住民票コードというのを区民の方に通知・郵送いたしましたが、直接区民の方がすぐ何かに使うということではございませんでした。ただしこの住基ネットができたことによりまして、本人確認情報と言われる6情報、住民基本台帳法上の基本的な情報につきまして、国の機関等で利用できるようになりました。この8月5日以降、現在、使われている主なものはこんな事務ですというのを列挙させていただきました。
まず初めに、14年8月5日以降ですが、宅地建物取引主任者資格の登録事務、同じように、取引業の都道府県の免許事務などでございます。それから、地方公務員共済組合についての資格確認はやっておりましたが、一時期に提供していた。時期によって、この1年ではどのような方に資格があるかというのが昨年の状況でしたが、下の方に、今年、15年4月からは随時利用できるようになっているということになります。
今年の4月からにつきましては、一般旅券、いわゆるパスポートの新規の発給事務にも本人確認情報を使えるようになっています。ということで、住民票の写しを持っていかなくてもいいということになっております。ただしこれは全国的には4月なんですけれども、東京都に関しましては6月2日から始めるというふうに聞いております。そのほか恩給受給者の受給権調査の申し立て、これも住民票が必要でしたが、要らなくなる。それから、地方公務員共済の年金受給権者の現況届等の廃止、同じく私立学校教職員共済の現況届の廃止などということで、4月から使うようになっているという状況でございます。
説明は以上です。
160:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
昨年8月に住基ネットのご説明をいただきまして、それで1年後、予定どおり今年の8月25日から第二次の稼働ということで、ご説明をいただいたものでございます。
この件につきまして、ご質疑ございますでしょうか。
この件につきましては、先ほど理事者からもお話がございましたとおり、今後当委員会の中でいろいろとご議論をいただくことになってくるかと思うんですね。この先のことですね、このカードの運用の方法だとかいろいろとあるかと思いますけれども、その先の中で十分ご議論をいただけるんじゃないかというふうに思います。当面、今年の8月に行われるものにつきましては、一番下に書いてある4項目について、住基カードを使っての使い方ができるというご報告でございます。
よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
161:
◯桜井委員長 それでは、区民生活部の報告はこれで終わります。
環境土木部に移ります。
1番目、庁舎屋上緑化の実験・見本園の設置についてご説明を受けます。
162: ◯浅古生活環境課長 それでは、庁舎屋上緑化実験・見本園の設置について、環境土木部資料2に基づきましてご説明をさせていただきます。
なお、予算額でございますが、緑化の推進というようなことで15年度総額534万円を予算化をしております。そのうちの一部で実験・見本園をつくるということでございます。
まず、実験・見本園の設置の目的でございますが、千代田区の本庁舎の10階と、あと10階の会議室の屋上部分に実験・見本園を設置をするわけでございますが、これにつきましては、千代田区でも緑化指導というようなことで緑化を指導しておりますので、区民、また、事業者にその見本園を見ていただいて、屋上緑化の普及啓発、また、相談指導の充実を図るということと、あと都市部におけるヒートアイランド現象の緩和にも役立てようというようなことで、今回計画をしたわけでございます。
設置場所については、本庁舎10階のルーフバルコニー及び会議室の屋根の部分でございます。
内容でございますが、裏面に、10階、また、11階部分の屋上の簡単な配置図が出ておりますが、四角くくくった部分、ここを緑化の区画とするわけでございます。現在、34事業者が応募をしております。各34事業者がこの区画の中で、特色ある屋上緑化の実験・見本園を設置をするというものでございます。
施工面積は約350平米。屋上の面積が約400平米超ありますので、その部分を使ってということでございます。また、設置後の維持管理につきましては、各それぞれの出展業者が行うというようなことで、現在、説明を行っております。
また、先ほど申し上げました相談、また、見学でございますが、それにつきましては生活環境課が窓口となりまして、原則として、週3回程度実施をする予定でございます。
なお、見学の際には生活環境課の職員が同行して、それぞれの内容、また、特徴等を説明をいたします。
4番で、今後の事業のスケジュールでございますが、5月31日、今月の末からそれぞれの出展業者が設置の工事に入ります。それで6月の中旬頃、もう梅雨時期に入りますので、雨の日は工事がちょっと難しいかと思いますので、6月中約2週間程度を工事期間と見まして、7月1日からオープンをする予定でございます。
なお、この周知につきましては、6月20日号の広報千代田で周知をする予定でございます。
説明は以上でございます。
163:
◯桜井委員長 ありがとうございます。
区民や事業者の方が屋上緑化をする際に参考にしていただこうということで、つくっていただく見本園でございます。
これにつきましてご質問ございましたら、お受けいたします。
164:
◯寺沢委員 確認ですけれども、7月1日から実施して、どの程度の期間を考えていらっしゃいますか。
165: ◯浅古生活環境課長 今予定していますのは3年程度で、区画によっては途中で枯れてしまう区画もあるかもしれませんので、それについてはまたその時点で手直しをするということで考えております。
166:
◯寺沢委員 事業者が維持管理をするわけですよね。そうすると、今、3年間の中で枯れてしまうというお話が出たんですけれども、出展事業者がそこは管理していくわけですよね。そのときにどこが枯れてしまってまた新しくやったとか、それは余り枯れなくて、長い間、3年もったとか、いろいろな差異が出てくる。それから、事業者によっては小まめに手入れをするところと、そんなにしないところと、いろいろな格差が出てきますよね。そうすると、本当に手がかからなくて、どれがいいのかというようなデータはどのように考えていらっしゃるのか。
167: ◯浅古生活環境課長 説明でちょっと足りない点がございましたが、見本園と、あと実験というふうに言葉が入っておりますが、1つは、寺沢委員がおっしゃいました、屋上緑化としての植物の生息というか、強さというか、そういうようなものの実験と、あともう一つは、屋上緑化をすることによって屋上の気温ですとかそういうものにどのような影響を与えるのかというようなことも、そのデータをとる事業者もいるようでございますが、区として地点を決めてそのデータをとる予定でございます。先ほど言われました、どういうものが弱くて枯れてしまうとか、そういうようなデータも、その3年間の間にいろいろこの中で実験をしていって、それで今後の屋上緑化の相談指導というようなことで生かしていきたいなというふうに思っております。
168:
◯寺沢委員 そうすると、この実験という部分に関しては区の方が責任を持って、同じような条件でやるという理解でいいんですか。
169: ◯浅古生活環境課長 先ほど申しました実験というか、データのとり方につきましては、区でとる部分もございます。また、それぞれの区画はそれぞれの事業者が管理をいたしますので、仮に、枯れたりした場合については、なぜ枯れたのかとか、そういうような原因追及を各事業者の方でやります。そのデータについては、我々区の方の資料としてそのデータをいただくというようなことで、どういう植物が過酷な条件で枯れないとか、そういうような実験もする。また、環境に及ぼす影響がどのぐらいあるのか、環境改善にどのぐらい役に立つのかというようなことをこの実験の中でやっていこうというふうに考えております。
170:
◯寺沢委員 そうすると、自己申告というか、例えば屋上に週1回事業者が来て面倒を見るところもあれば、3日に1回のところもあれば、2週間に1回というようなところもありますね。その都度、区の生活環境課の方と連絡をとりつつ、職員もそれを検証しつつやるということなんですか、一つ一つ。
171:
◯桜井委員長 生活環境課長ね、今、寺沢委員がおっしゃっているのは、区がこの実験をやるんであれば、同じ条件でやれば、枯れるところと枯れないところというのがすぐにわかるわけですよ。ところがメンテナンスをそれぞれの業者に任せてしまうと、良くメンテナンスをしたところはずっと長持ちするかもしれないし、余りメンテナンスをしないところは枯れてしまうかもしれないし、そういう差が出てきてしまうと、区民の方が今の現状だけ見たんでは判断がつかなくなってしまうでしょうということ、だからその場合にどういうふうに平等に区民に正確に知らせることができるんですかというご質問なわけです。
172: ◯浅古生活環境課長 これも34業者それぞれ種類が違うんですね。ですから、同じ植物を同じように植えるということじゃないんです。その中には、ある程度手をかけなければいけないものもありますし、ある程度放っておいて──極端なことを言いますと、例えばコンクリートの護岸のところに草が生えますが、あのぐらい強いものもございます。また、芝生みたいに手入れをしないと弱いものもあるかと思います。そういう点で、メンテナンスにつきましては、各業者それぞれがその企画に合ったメンテナンスをしてまいります。また、週3回程度公開をしていきますというようなことでございますが、我々生活環境課の担当者もその状況についてはチェックをしていきたいと思いますので、その点で、まるっきり同じ条件で同じメンテナンスでということはちょっと無理かと思いますが、そういうような状況でやっていきたいと思います。
173:
◯寺沢委員 植物の強さとか気温、要するに環境面の影響をそれぞれ34種類とってデータとして蓄積して、それを区民の方、あるいは事業者が見ながら、その建物にいいようなものを選定していくと、そういうことなんですね。
174: ◯浅古生活環境課長 そうです。
175:
◯桜井委員長 この件について、ほかにございますか。
176:
◯飯島委員 出展事業者の選定とありますが、これは34事業者以上に応募があったということですよね。応募総数と、その選定の基準ということでお伺いしたいと思います。
177: ◯浅古生活環境課長 応募につきましては4月10日に締め切りまして、34業者でございます。この資料にありますとおり、4月28日に選定委員会を開催をいたしました。選定委員会の中で、この企画の中で極端に劣るというようなものがあれば、そこではじきますが、劣るというものがなければ、選別するというのは不可能でございますので、全部見ましたところ、それほど差異がないというようなことで、34事業者すべて受け入れましょうということで選定をいたしました。
178:
◯桜井委員長 手を挙げていただいた業者さんすべてに参加していただいたということですね。
よろしいですね。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
179:
◯桜井委員長 じゃあ、次に移ります。環境土木部の2番目、廃食用油・廃乾電池の回収について。
180: ◯寺島清掃リサイクル課長 環境土木部資料3によりまして、廃食用油と廃乾電池の回収についてご説明申し上げます。
この2点につきましては、現在、油につきましては固形をさせて可燃ごみで出している、廃乾電池については不燃ごみとして出されているというのが実態です。これをごみの減量・リサイクルの推進という視点から、ストックヤード等の区内9拠点で回収をするものであります。
まず、回収日でございますが、15年の7月。
回収場所につきましては、1)といたしまして、出張所のストックヤードなど、区内9カ所の拠点であります。いわゆる拠点回収と申し上げているところでございまして、ここでは食用油と電池と両方行います。それから2番目といたしまして、乾電池につきましては区立の幼稚園、小・中学校でも回収ボックスを置いて回収するということで、環境教育を加味して、学校でも回収していただく。これは学校で児童なり生徒が自宅で不用になった乾電池を持ってきて、回収ボックスを入れて、それを区の方で回収するというシステムであります。
3番の、排出・回収方法でございます。
まず、油につきましては、家庭から出る廃食用油を対象といたしまして、ペットボトル等の中身の見える容器に入れていただきまして、きちんとふたをして拠点まで持ってきていただくということになります。
廃乾電池の方は、袋なりそのまま持ってきて回収ボックスに入れていただくわけですけれども、一次乾電池と二次乾電池というちょっと難しい区分がございます。行政の方で回収するものは一次乾電池という、いわゆるマンガンとかアルカリとか、丸型の懐中電灯とかに使われる一般的な乾電池であります。これに対しまして、二次乾電池に申しますのは、ひげそり器とか携帯電話などに入っています、いわゆる充電のきく乾電池、これを二次乾電池と申し上げまして、これは法律で製造業者等に回収が義務付けられておりますので、そのルートで回収していただくということになります。
それから、広報等は、区報、町会長会議等々、記載のとおりでございます。
5番に回収フローがございますが、廃乾電池はストックヤードまで持ってきていただきまして、これを再生工場に持ち込みます。それで亜鉛、鉄、このほかニッケル、カドミウム、コバルト等貴重な金属がございますが、これを回収していくということになります。
廃食用油につきましては、ストックヤードに集まったものを再生工場に持っていきまして、ここで水と油に分離いたしまして、石けん工場、タイヤ工場等々に持ち込まれるということになります。
なお、予算につきましては、既存の、古布とかそういうものを回収しているルートを使う、それから、職員が回収するというようなことで、各20数万円の予算で済むということになります。
それから、この背景といたしましては、区民会議、通称みらいくる会議と申しておりますけれども、そこで資源の有効利用、ごみの減量・リサイクル等につきまして議論をしていただいておりますが、その中で、油と乾電池についても回収すべきだということを踏まえまして、区の方で意思決定したところでございます。
以上であります。
181:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
食用油と乾電池のリサイクルについてのご説明でございました。
この件につきまして質疑がございましたら、お受けいたします。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
182:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
「その他」に入る前に、暫時休憩をいたします。
午後3時22分休憩
午後3時25分再開
183:
◯桜井委員長 ただいまより
区民生活環境委員会を再開いたします。
お手元に、参考送付となりました陳情を配付してございます。ご確認をいただきたいと思います。
よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
184:
◯桜井委員長 理事者の方からその他ございましたら、お受けいたします。
185:
◯乙幡文化学習スポーツ課長 今お手元の方に席上で配付させていただきますが、旧七生自然学園の施設に関してなんですけれども、本日の企画総務委員会で経理課長の方からご報告をしているところなんですけれども、旧七生自然学園につきましては、テニスコートを今年の3月いっぱいまで教育施設として使っておりました。そこに関しまして、今年の3月いっぱいで教育施設としての役割は終えたというところで、その後普通財産として移管されまして、それを今回、日野市の方へ貸し付けるというようなことを予定しております。
貸し付けの条件といたしまして、それまで主に在勤の方たちがテニスコートをお使いになっていらしたわけですが、日野市に貸し付ける条件として、千代田区民及び在勤者のテニスコートの利用枠を優先的に確保していくと。そういったことを前提条件として、日野市の方へ貸し付けるという話が予定されていますことをここにご報告させていただきたいと思います。
以上です。
186:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
この件につきましては、新たに今回この委員会に入られた方はご存じないかと思いますが、この七生の施設が今、普通財産という形になっておりまして、隣の企画総務委員会で普通財産ということで経理課長からこの件についてのご説明、質疑が行われたところでございまして、それを受けまして、当委員会の方で皆さんにご報告をさせていただいたということでございます。
基本的なことで、もし、ご質疑がございましたらお受けいたしますけれども、よろしいですか。
〔「はい」と呼ぶ者あり〕
187:
◯桜井委員長 ありがとうございました。
それでは、最後に、きょうの日程はこれで──ほかにございますか。理事者の方からその他、よろしいですか。
日程はすべて終了させていただきましたが、当委員会の視察につきまして、今後の中で皆様方のいろいろとご要望をお受けしていきたいと思います。
区民生活環境委員会にふさわしい視察がございましたら、
委員長までご報告をいただきたいと思います。まだ時間はございますけれども、ぜひご提案をいただきたいと思います。
それでは、本日の日程はすべて終了いたしました。これをもちまして当委員会を閉会といたします。本日はどうもご苦労さまでごございました。
午後3時29分閉会
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